大龍寺動物霊園の霊園長、五島良英のあいさつ

葬儀方法

大龍寺動物霊園、霊園長の五島良英と申します。

私は大龍寺の長男として生まれました。

家がもともとお寺だったということもあり、愛知学院大学を卒業した後お寺の修業道場に入り修業を経て僧侶としてのお勤めをすることになりました。

大龍寺動物霊園を行うきっかけ

誰でも一度は犬や猫にかぎらず小さな亀だったり金魚だったり、何かしら育てたり飼っていた事はあるのではないでしょうか。

私自身もその一人です。

私は幼少期の頃に無邪気ながらも可愛がって一緒に過ごしていたペットがいたわけですが、犬3匹でした。

それはもうみんな元気で愛らしく家族を賑やかに明るくしてくれたものです。

ですがやはり人ほど長生き出来ない犬は私が大人になると老衰などもあって亡くなり、その別れによりひどく悲しくつらい思いした覚えがあります。

 

その頃はいくらお寺の家に生まれ育った私でも心も身体もまだ幼かったものですから、

特に飼っていたペットをどうすればいいのかというのはあまり考えられませんでした。ただただ辛いだけでしたから。

 

しかし月日が過ぎ私も僧侶として一歩を歩みだそうとしたころ、偶然にも初めてのお手伝いでお勤めすることになったのが動物霊園を行っているお寺だったのです。

 

もちろんその動物霊園で勤める事になってから、私も幼少期の自分の3匹の犬達を思い出したわけですが、

ペットも家族の一員であるため人間と同じように葬儀や法事を行うこと。

丁重に供養することが必要であり、供養をすることは家族を亡くした悲しみの軽減につながる大事なこと。

それを深く感じたんですね。

幼少期から一緒に育ったペットが亡くなった時の悲しみや悔いなどがあり思いを重ねたのかもしれません。

 

本当に僧侶としても、人としてもとても大切な事を学ばせて頂きました。

 

そしてその動物霊園でのお勤めの経験をきっかけに、

私は少しでも多くのご家族を亡くされた方の悲しみの軽減のお手伝いになるようにと考えました。

私のお寺でも動物霊園を始めることにしたのです。

 

私も家族を失った悲しみを知って始めた大龍寺動物霊園でございます。

皆様と一緒に過ごされているペットに不幸があったり、限りある時間を過ごし向こうの世界へたびだつペットがいた際、

どうかお話を聞かせては頂けないでしょうか。

 

ペット供養や葬儀をしたところで、悲しいものは悲しいですし、辛いものは辛いです。

ですが少しでもご家族がペットへ感謝を伝えられるように、少しでも心が癒えるように、少しでも家族だったペットが幸せに眠れるように。

私にお手伝いをさせて下さい。